多汗症の治療

手術

多汗症の治療には手術という方法もあります。ストレスや緊張・不安というのが主な多汗症の原因となりますが、精神的なものですのでそう簡単に解消されるものではありません。交感神経の影響大きい多汗症ですので、その交感神経を切ってしまう交感神経切除手術というのが多汗症の改善には有効なのです。

この交感神経切除手術というのは10分程度で終わる簡単な手術で、特に手掌多汗症や足蹠多汗症の症状を改善することができるのです。手術も全身麻酔でおこなわれるため、術中の痛みもありませんし、術後も3mm程度の傷ですのでほとんど痛みがないのです。

そのため、その日のうちに退院できる手術なのです。気になる手術費用ですが、平均で30~40万円くらいと高額になるようですが、保険も適用になるため3割負担であっても10万円前後で済むようです。

ただ、この交感神経切除手術には副作用があります。もちろん個人差があり、発症しない人もいるのですが、手術をした人の約80%以上の人が代償性発汗という症状に悩まされるようです。

多汗症の症状は完治することができるのですが、その代わりに他の部分に大量に汗をかいてしまうようになってしまうのです。発症したうちの約60%くらいの人は、日常生活にも支障が出るくらいの汗が出てしまい、人によっては多汗症の症状よりも悩まされる人もいるようです。

一度切除してしまった交感神経は元に戻せません。そのため交感神経切除手術をする前にはこういったリスクがあるという事を覚えておき、しっかり検討することです。