多汗症の治療

ボトックス注射

多汗症の治療には交感神経切除手術が非常に効果的です。ですが、これは手掌多汗症や足蹠多汗症に関しては非常に効果的なのですが、脇の多汗症に関しては実はあまり効果が期待できないのです。

脇の下の多汗症の対しても非常に高い効果が期待できる治療法には、ボトックス注射というのがあります。ボトックス注射というのはその名の通り注射を打つという方法ですから、交感神経切除手術のようなメスを使った治療法でもないためリスクも少ないのです。交感神経切除手術におこる代償性発汗のような副作用もありませんし、その日から日常生活が送れますから非常に簡単な治療法と言えます。

また、脇の下の多汗症に非常に効果が高いだけでなく、ワキガに対してもある程度効果が期待できるようなのです。交感神経切除手術はその効果が部位によりまちまちなのですが、デトックス注射はまさにその場所に注射をしますので効果も高いです。

ですが、このデトックス注射にもデメリットがあります。効果はあるのですが、持続性が短いという事です。交感神経切除手術は一度切除してしまえば永久的にそのままなのですが、このデトックス注射は平均で半年程度で効き目が切れてしまいます。そのため半年くらい経つとまたデトックス注射をしなければいけないのです。

費用の方は5~6万円程度なのですが、ずっと半年ごとに注射をしていくとなるとかなりの費用になります。また副作用ではないのですが、注射をした部分が違和感を感じてしまう事や、人によっては動かすのが困難になるという事もあります。とはいえ、大きなデメリットもありませんので、脇汗で悩んでいる人にはおすすめの治療法と言えます。