多汗症の治療

イオントフォレーシス

脇の下の多汗症に関しての治療法として、イオントフォレーシスという治療法があります。この治療法はあまり聞いたことのない治療法ですが、ワキガや多汗症の患者が多いヨーロッパやアメリカ等では一般的な多汗症の治療法としてすでに確立されている治療法なのです。

このイオントフォレーシス治療法というのはイオン浸透療法とも呼ばれており、多汗症の症状が酷い部分を水道水で浸し、その部位に弱い電流を流すという方法になります。それにより多汗症の原因となるエクリン腺やアポクリン腺などの汗腺から大量の汗が分泌されるのを抑える効果があるのです。

イオンフォレーシス治療法は交感神経切除手術でおこる代償性発汗などの副作用が起こりません。また、脇の下の多汗症の治療だけでなくワキガにも効果が期待できるのです。

脇の下や手のひらなどには非常に高い効果が期待できるのですが、顔や額などの多汗症には施術出来ないという欠点があります。また、一度このイオンフォレーシス治療法をおこなったからといってすぐに多汗症の症状が軽減されるかというとそうではなく、効果が表れるまでには少なくとも数週間はかかるのです。

そして治療を続けているうちは多汗症の症状の軽減に効果があるのですが、治療を止めてしまうとすぐに再発してしまうのです。そのため、イオンフォレーシス治療法は永久的にし続けなければいけないというデメリットがあるのです。

最近では家庭用イオンフォレーシスも販売されているため、わざわざ病院に通わなくてもよくなってきています。